【季節の手仕事「枝豆」⑤収穫体験】枝豆を一番美味しく食べることができる方法は収穫体験に参加すること!

10月にしたい手仕事




美味しい枝豆を食べたいなら、収穫体験がおすすめ

枝豆を嫌いな方ってあまりいないかと思います。みなさん、好きですし、あったらついつい手を出してしまいますよね。私ももちろん大好きです。ただ、すごく美味しいという枝豆に出逢ったことがありませんでした。

某テレビ番組で、新潟県民の方は大量に枝豆を食べられるということを放送されていて、「収穫したその日に食べるのが一番美味しい」とおっしゃってました。

「美味しい枝豆に出逢いたい」と思い考えたところ、収穫したその日に食べることがどう考えても難しいのです。

私の住んでいる地域では、枝豆は栽培されておらず、枝豆を農家さんが収穫したその日に出されるようなお店さんがなく、スーパーで販売しているものは、どう考えても収穫した次の日のものです。

そしたら、見つけてしまったんです。

「枝豆狩り」なるものを。

これなら、収穫したその日に食べることができます。これは絶対に行きたいと思い、早速行ってきました。

山梨県の身延町です。

山梨県の身延町は、秋に収穫できる枝豆の産地で、10月になると出荷が始まり、旬を迎えるということを知りました。

「あけぼの大豆枝豆狩り」申し込み方法とその流れ

枝豆ののぼり

枝豆の収穫体験は、「あけぼの大豆枝豆狩り」というものです。

2022年は10月15日と16日、2023年は10月14日と15日の、年に2日間のみの開催となります。ただし、各日11:00~、13:30~、14:30~、15:30~の4回の開催となります。

20分採り放題です。

事前予約不要で、参加券だけを指定のお店で買って、スタートの時間の10分前までに、畑に行くというものです。

指定のお店はいくつかあり、一番わかりやすいのは、道の駅「なんぶ」になります。道の駅「なんぶ」の売店のレジにて参加券を買います。道の駅「なんぶ」は、天気が良いとお客様が非常に多いので、駐車場も混んでいますし、レジも並んでいます。参加券を買うのに、15分ほど時間を見ていた方が安全です。

道の駅「なんぶ」から、畑までは車で5分ほどです。道の駅「なんぶ」から5分ほど走るとトンネルが出てきます。トンネルとくぐったら、少しゆっくり走ってください。1つゆるいカーブがありそれを超えると右側に写真のノボリがたくさんあります。右に曲がったところに車を停めます。

上記件、詳しくは、ホームページをご覧になってみてください。こちらにも詳しく載っています。

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体験が難しくても、10月中の一定の時季のみ、購入だけもできるようです。購入できるお店さんの情報もホームページに記載がありました。ぜひ、探してみてください。

参加券を買うことができる道の駅「なんぶ」についてはこちら ↓↓↓

【山梨21】道の駅「なんぶ」もっと知りたい道の駅「なんぶ」フルーツを中心とした地場野菜が豊富な道の駅
道の駅「なんぶ」は、新しい道の駅なので道の駅のすべてが凝縮。土日はアーチ部分が農産物販売所となります。食の体験施設として、イベントの開催、地元加工品の試食販売PRしています。ブドウ類、枝豆、高原レタス、りんご、梨、栗、柿、ミカンが特産。

2024年は、中止!

毎年開催されている枝豆狩りは、2024年は夏の暑さで生育状況が悪く、枝豆狩りは開催できないとのことで、中止が発表されました。

収穫された枝豆は、販売されるとのことですので、ホームページにて場所などはご確認ください。

服装など、準備していくこと 

基本的には、手ぶらで大丈夫です。

収穫した枝豆を入れる袋もくださいますし、枝豆は手で採りますのでハサミなどは必要ありません。

虫などもあまりおりませんが、切り傷防止などのためにも、帽子、長袖、長ズボン、長靴、ぴたっとしたビニール手袋がおすすめです。

畑の中に入りますので、足元は決して良いとは限りませんので、長靴があると便利です。

また手は軍などよりもぴたっとしたビニール手袋の方が収穫には最適です。

動きやすい長靴をこちらからお取り寄せができます。 ↓↓↓

枝豆の収穫方法

枝豆畑
枝豆畑2

主催者の農家さんの枝豆の畑は、こんな感じの畑がこの4倍あるそうです。

枝豆の全容

枝豆の茎1本の丈は、約70cm~80cmです。 少し腰をかがんで収穫します。 「20分採り放題」で短いと思うかもしれませんが、逆に腰的には20分が限界です。

枝豆2023

葉を持ち上げると、実がたくさんなっています。

ここの枝豆は、びっくりするくらいおおきな枝豆です。

収穫は、簡単に手で採れます。

収穫のコツとしては、枝豆1束を足のまたに挟むようにして、根元からかき上げるように枝豆を採っていくとたくさん採ることができます。

良いさやばかりを採っていくのもよいですし、あっちの枝、こっちの枝と採るのも良いのですが、1束から採る方が効率的でたくさん採ることができます。

収穫した枝豆

体験が終わってから、一人一人採れた量を計ってくれます。

私の記録です。

2022年 2.4kg

2023年 3.2kg

回数を重ねることで、収穫のコツもつかめてきます。




枝豆の賞味期限

最初にも書きましたが、枝豆は収穫したその日に食べるのが一番美味しいとされています。私としては、賞味期限などはないと思っています。とにかくすぐに食べるようにしましょう。

食べきれない場合は、茹でてから冷凍保存もできますが、やはり収穫したてよりは、味が落ちてしまいます。

枝豆の手仕事記録

「手仕事記録」は、私自身が収穫したり作った日にちとなります。毎年の収穫や作る日にちの目安になればと思い、できる範囲で記録をしております。比較的暖かい静岡県にての記録となりますので、地域により前後するかと存じますが、お役に立てると幸いです。

2022年10月15日 収穫体験

2023年10月14日 収穫体験

2024年10月15日 収穫体験中止のため、現地にて購入

明日はどんな手仕事する?

何でもそうですが、知らないことが多過ぎます。枝豆が10月に旬を迎えるなど、思いもよりませんでした。

しかも収穫したその日に食べるのが一番美味しいことも。

逆に、これだけ美味しいものを食べてしまったら、ハードルが随分上がってしまいました。それくらい、あけぼの大豆さんの枝豆は美味しいです。本当に衝撃的です。枝豆の香りが、鼻の奥にずっと残っていますし、口に入れるとバターを食べている感じがしました。しかも、こんなに豆が大きな枝豆を食べたことがありませんでした。本当にびっくりです。

この枝豆狩りの体験には、なんと隣の沼津市にお住まいの方もいらしていました。お互い遠方からです。下道ですが、身延まで渋滞なしで2時間かかります。しかも、参加されていらっしゃる方は、みなさん初めてではない感じでした。みなさん、この時期のこの美味しい枝豆を知っていらっしゃるようでした。でも、私も絶対に来年も再来年も来たいと思いました。値段とか、遠いとか、そのようなことは関係なく、「この美味しい枝豆をまた食べたい」それだけです。

そして、枝豆の本当の味をみなさんにも知っていただきたい、そう思いました。冷凍の枝豆も手軽で美味しいです。でも、味が全然違います。本当の枝豆は、ここの枝豆を食べてから、語ることができると断言できます。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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