暑くなってくると辛いものが食べたくなります。
激辛ブームが何度となく訪れ、その都度いろんな辛さが話題になります。現在も世界中で唐辛子ブームが起きており、その規模なんと7000億円とも言われています。
辛いと言えば、「唐辛子」。しかし今では、「唐辛子」は辛いものだけではなくなっています。
「甘とう」と呼ばれる、甘い唐辛子が多く見られるようになりました。最近開発されたわけではなく、昔からあったのに、表に出ていなかったというだけなのです。きっと綺麗な色のパプリカが大人気となり、甘い唐辛子にも注目が集まったのかもしれません。
しかし、似たような外見にもかかわらず、辛い唐辛子と甘い唐辛子があるのは、困りますよね。
そこで、辛いと甘いに拘って、唐辛子を紹介をしていきます。
もっと知りたい「唐辛子」について
唐辛子の英名
Hot pepper、Red pepper、Chili pepper
唐辛子の原産
暑い国、中南米原産の品種が多いです。
唐辛子の産地
日本での唐辛子の産地としては、千葉県、京都府、大分県となります。
それ以外にも、福島県平田村、栃木県大田原市、滋賀県甲賀市、山口県周南市、佐賀県唐津市なども有名です。
唐辛子の科属
ナス科トウガラシ属の植物。
唐辛子の旬
4月~10月(品種により異なります)
唐辛子の特徴
唐辛子は、世界に3000種あると言われています。日本で食べられる唐辛子は、9割が外国産と言われています。日本で作られているのは、1割に過ぎません。
唐辛子とは、辛いイメージのある食べ物ですが、実際には、品種により「甘い唐辛子」と「辛い唐辛子」があります。
「辛い唐辛子」は、緑色をした未完熟のものから、完熟した赤いものがあり、熟成度により辛さが変わります。
更に赤いものには、生のものから乾燥されたものもあり、それぞれにおいて辛さが違います。
熱を加えるか加えないかでも変わってくる不思議な食べ物です。
外側よりも、中の種が辛いので注意しましょう。
1つの品種でもたくさんの辛さの違いが楽しめる唐辛子は、辛いもの好きにはたまらないものでしょう。
唐辛子の栄養価
辛味成分のカプサイシンが代謝を活発にし、脂肪燃焼効果があると言われ、肥満防止効果やダイエットとして、唐辛子をたくさん食べる方もいらっしゃるようです。
カロテンやビタミンⅭが豊富で、夏バテや食中毒の防止などにも有効です。
唐辛子の選び方
皮にハリやツヤがあり、色が綺麗なものを選ぶと良いでしょう。切り口やヘタ、皮全体がみずみずしいにびが新鮮な証拠です。
唐辛子の保存方法
生のものは、ポリ袋に入れて、キッチンペーパーで包み、冷蔵保存がおすすめです。
乾燥したものは、風通しの良い日陰につるしておけば、長期間楽しめます。
唐辛子の賞味期限
生のものは、冷蔵保存で4~5日です。早めにいただきましょう。
甘い唐辛子まとめ
「甘い唐辛子」と言われるとイメージがわきにくいですが、パプリカを想像していただけるとよいかもしれません。
「甘い唐辛子」について、「甘い唐辛子」の品種、「甘い唐辛子」の保存食のレシピなど、詳しくはこちら↓↓↓

辛い唐辛子まとめ
「辛い唐辛子」は、世界各国にたくさんの種類があります。
「辛い唐辛子」について、「青唐辛子」や「赤唐辛子」、「辛い唐辛子」の保存食のレシピなど、詳しくはこちら ↓↓↓

「辛い唐辛子」の品種についてはこちら ↓↓↓

日本独特の調味料「一味唐辛子」と「七味唐辛子」
日本には、とても便利で手軽な調味料、そしてよく使う調味料として、一味唐辛子と七味唐辛子が、どこのご自宅にもあるのではないでしょうか。この辛い正体とはいったい何なのでしょうか。使い分けはどのようにするのでしょうか。
一味唐辛子とは
原料は、唐辛子だけです。辛味だけになります。
七味唐辛子とは
唐辛子を含めた7種類の素材から作られています。
七味唐辛子に入っているものとして、主に下記が挙げられます。お店さんや作る方などにより、素材やそれぞれの量は違いますので、ご了承ください。
①唐辛子、焼き唐辛子
焼き唐辛子が入ることで、味に奥行きが出て深みが増すと言われています。
②陳皮 ちんぴ(乾燥させたみかんの皮)
③のり、青のり
➃白ごま
⑤ぶどう山椒
⑥あさの実、けしの実
⑦生姜
一味唐辛子と七味唐辛子の使い分け
では、どのような時にどちらを使うかというのは、好みになると思います。
一味は、唐辛子しか入っていませんので、とても辛いです。辛味のみとなります。
七味は、いろんなものが入っているので、辛さは抑えられており、その代わり辛さの味の奥行が増しています。
好みや料理により、使い分けるのが一番良いのではないかと思います。
生の唐辛子と乾燥の唐辛子の違い
生の方が辛く、乾燥している方が辛さがまろやかになります。
生は時期が限られているのに対して、乾燥されているものは、いつでも手に入り、いつでも使える便利さか人気です。
生がある時期には生を楽しみ、生がない時期には乾燥を楽しむのがよいのかもしれません。
唐辛子のおすすめの逸品
自分でチョイスができる「七味唐辛子」。自分だけのオリジナルの味が自宅で楽しめます。こちらからお取り寄せできます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?
辛いものがお好きな方は、この情報だけでは、全く物足りないのかもしれません。
唐辛子は、ただ「辛い」という言葉で表現するには勿体ないくらいの、深みのあるものだということが、ご理解いただけると嬉しく思います。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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