もっと知りたい「菜の花」とは

菜の花の別名
「花菜」「菜花」「菜種」
菜の花の原産
東ヨーロッパから西アジア。
菜の花の産地
昼間と夜の寒暖差が激しいところが甘くて美味しい菜の花が育つ産地となります。
京都府亀岡市など。
菜の花の科属
アブラナ科アブラナ属。
菜の花の歴史
日本への渡来は、奈良時代より前に中国から渡来したとされます。
江戸時代には、油を採るために盛んに栽培されていました。
明治時代には、ヨーロッパから別種の「西洋油菜」が入ってきました。現在の菜種油のために栽培されているのはこの「西洋油菜」になります。
菜の花の名前の由来
「野菜の花」という意味から「菜の花」になったと言われています。野菜の菜からきているというのは、西洋油菜が入ってくる前のことになります。
また、アブラナ科の黄色い花(蕪菜、小松菜、白菜などの花)の総称も「菜の花」と呼びます。
菜の花の開花時期
1月下旬から5月上旬。
菜の花の特徴
冬野菜のひとつでもある菜の花は、寒いと自らが凍らないように糖分を貯め込むため、甘くなります。
菜の花と天気
菜の花が咲く頃に降り続く雨のことを「菜種梅雨(なたねつゆ)」といいます。
菜の花の花言葉
「豊かさ」
「財産」
「快活」

もっと知りたい食べる菜の花の育つ姿
菜の花の収穫時期

花が咲く前の蕾の状態が、菜の花の収穫時期です。
菜の花の収穫方法
ハサミで簡単に切ることができます。
菜の花の選び方
収穫する際だけでなく、お店さんなどで菜の花を見つけたら、下記点に注意しましょう。
◆蕾が密集していること
◆花が咲いていないもの
◆葉の色の濃いもの
◆茎が太く、切り口がみずみずしいもの
菜の花のお手入れ
菜の花はお水が大好きなので、調理前に水に浸けておいてあげると、みるみる元気になります。菜の花を手に入れたら、水に浸けてあげましょう。水が下がって柔らかくなってしまっていても、一晩水に浸けておけば、元気に元に戻ります。
菜の花の保存方法
すぐに食べられないようでしたら、生のまま小分けに切りラップをして保存袋に入れて、冷凍保存が一番おすすめです。使う時には、そのまま使います。
もっと知りたい菜の花のレシピ

菜の花のメニュー
定番のメニューとしては、お浸し、お味噌汁、和え物、からし和え、天ぷら、パスタなど。
菜の花の種からできる「菜種油(なたねあぶら)」について

菜種油は、5月下旬頃に菜の花の種が黒くなったら、その種を搾ると油が出てきます。菜の花から採れる菜種油は、綺麗な黄色い油になります。
菜の花を飾る・いける

菜の花は、お花としても飾ったりいけたりします。お花としての観賞用の菜の花は、「チリメンハクサイ」という白菜の品種を改良したものになります。白菜の花はアブラナ科の変種となりますが、見た目では全く区別できないものです。
お花としての菜の花は、伸びるのが非常に早く、1日で何センチも伸びてしまうため、毎日確認して、切り直しが必要となります。お花をいけて飾ることをする中で、お花が咲いて散るという光景は普通にありますが、茎がここまで伸びるお花は数少ないです。見ていてもニョキニョキ伸びてくる姿は、とても愉快です。
お花としての菜の花は、年末頃から花屋さんに出始めます。
菜の花が綺麗に咲く場所
大分県日出町
早咲きの菜の花「寒咲花菜」が、1月から、2000平方メートルの敷地に1万本の菜の花が咲き誇ります。日出町の菜の花は、観賞用でもあり、食用でもあります。
菜の花のおすすめの逸品
春の便りを書くのにおすすめの菜の花柄の便箋と封筒のセットです。お手紙が書きたくなってしまう優しい菜の花の絵が入っています。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

季節の手仕事の関連記事
◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

コメント