「水仙」とは、ヒガンバナ科スイセン属のお花の総称となります。
人気のある「水仙」には、日本の一般家庭のお庭に年末頃から咲く小さなお花の「日本水仙」、また3月頃から咲く日本水仙よりも一回り大きなサイズの「ラッパ水仙」などがあります。
そんな「水仙」の魅力を紹介します。
もっと知りたい「水仙」とは
水仙の学名
Naressus(ナルシサス) 水仙全般のことをいいます。
水仙の原産
比較的暖かい地域のスペイン、ポルトガル、北アフリカ原産。
水仙の科属
ヒガンバナ科スイセン属。
水仙の原種
水仙の原種だけでも50種はあるとされています。
水仙の歴史
平安時代末期に中国を経由して渡来したとされています。
室町中期時代には、栽培をされていたとされています。
水仙のお花の名前の由来
中国では「仙人は、天にある天仙、地にある地仙、水にある水仙」という言葉があり、綺麗な花の姿と気品のある香りがまるで仙人のようだということで、「水仙」と名付けられたとされています。
日本では、その「水仙」をそのまま音読みして「すいせん」というようになったようです。
水仙の花言葉
「神秘」
「自惚れ」
「我欲」
「自尊心」
「詩人の心」
水仙の栽培方法・注意
水仙は、毎年同じ場所に出てきます。手入れなどは必要ありません。
ただ、間違っても食べないようにしてください。ニラや野蒜などの野草に似ているものですから、収穫して食べて亡くなられる方もいるくらいです。葉が平面で1センチ幅のものは、水仙ですので、食べないようお気を付けください。
水仙の品種
日本水仙

水仙の中でも日本では最も有名な「日本水仙」についてはこちら ↓↓↓

房付き水仙
早咲き。12月~2月頃開花。花の形は日本水仙にそっくりですが、1本の茎から複数の花が咲きます。花びらの色も黄色と黄色や黄色とオレンジ(共に黄房水仙)の組み合わせのものもあります。

ラッパ水仙
遅咲き。3月頃に開花。花径が5~6センチと大きい。花びらは、白と白、白と黄色、黄色と黄色などの組み合わせがあります。中の副花冠がひらひらとしています。






口紅水仙
遅咲き。3月頃に開花。花径が5~6センチと大きい。花びらが白、中の副花冠が黄色、その副花冠の先が口紅のように濃いオレンジとなっているので、口紅水仙と言われています。
八重咲き水仙

遅咲き。4月~5月に開花。花径約10センチと大きめ。草丈30~40センチ。花びらは黄色。つぼみの時点では立っていましたが、開花してくると同時に重いのか、お辞儀してしまいました。
水仙とつく他の品種
すずらんすいせん 鈴蘭水仙

「すずらん水仙」とは、花がすずらんのようで、葉が水仙とほぼ同じという花です。別名「スノーフレーク」、和名「オオマツユキソウ」と言います。ヒガンバナ科スノーフレーク属。多年草。
ひめひおうぎずいせん 姫檜扇水仙

「ひめひおうぎずいせん」とは、花が檜扇水仙のようで、葉がアヤメ科のような長葉をしたアヤメ科ヒメヒオウギ属(ヒオウギズイセン属)のお花です。南アフリカ原産です。開花時期は、6月から8月です。
水仙の和菓子(練切)
日本水仙を模った練切です。日本水仙の形が特徴があるので、練切でよく作られる形となっています。


水仙のおすすめの逸品
毎年時期になると出てきて花を咲かせてくれる手のかからない日本水仙です。お正月に飾るにもおすすめです。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

水仙の関連記事
◆「水仙②日本水仙」の記事はこちら ↓↓↓

◆「お花の種類の名前一覧」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

季節の手仕事の関連記事
◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「暦と食としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

コメント