ここではお花の本には載っていない、雪柳を綺麗に見せるためのコツや雪柳のいけ方・飾り方のコツなどの情報を紹介していきます。
雪柳のいけ方・飾り方のコツ

雪柳のいけ方・飾り方のコツ
「雪柳」は、いけばなだけでなく、フラワーアレンジにも使われます。
垂れる感じや躍動感が表現できて、とても使いやすいお花です。
春には白いお花を、夏には緑の葉を、秋には紅葉した葉が使えて、とても便利です。
華道家元池坊における生花、立花をいけるコツ
「雪柳」は、分かれた枝がたくさん付いているので、生花の際は、その分かれた枝を上手く利用して真1本、副1本で活けるのが一番綺麗とされています。あしらいを何本も入れると綺麗ではありません。立花の際も1本で分かれた枝を上手く使い、副などに使います。
生花の副は、垂れることなく、先が持ち上がっているものが良いでしょう。 逆に立花の副は、弧を綺麗に描いているものを使うと良いでしょう。
雪柳の水揚げ
雪柳は、水揚げがあまりよくありません。切り戻しをしたら、たっぷりの水に入れて、しっかりと水揚げはしてあげましょう。それでも水が揚がらないようでしたら、切り口5センチ付近をトンカチなどで割って(潰して)水に入れてあげましょう。
雪柳のおすすめの花器
雪柳は茎が細いので、一輪指しに飾るのも良いですが、こんな壁掛けに飾るのもおすすめです。1本だけ飾っても、躍動感があるので素敵に飾れることでしょう。この花器を、こちらからお取り寄せできます。↓↓↓

もっと知りたい「雪柳」の魅力
雪柳の別名
「コゴメバナ」「コゴメヤナギ」
雪柳の原産
日本原産。
雪柳の科属
バラ科シモツケ属。柳という名が付きますが、ヤナギ科の植物ではありません。
雪柳の系統
落葉低木樹。
お花の名前の由来
小さなお花が雪が舞うようなのと、細く枝垂れる枝が柳のようなので、この名がつきました。
雪柳の樹高

樹高は、約1~1.5メートル。
雪柳の葉

雪柳の葉は、花と同時もしくはお花が終わった後に出てきます。
夏は葉だけてもグリーンとして使ったり、秋には紅葉するため、両時期に重宝されるお花です。
冬には、全て葉が落ちます。
雪柳のつぼみ(芽)

芽が膨らみ始めています。芽の大きさは5ミリほどです。

雪柳の開花時期

開花時期は、3月上旬~4月上旬。
雪柳の花径
1つ1つのお花は約5~8ミリほど。
雪柳の花びら
一重咲き。5枚。バラ科の花らしいお花です。
雪柳の花の色
白。
雪柳の満開時の全体の姿
雪柳は、枝全体に白い花がつくので、枝1本がお花のように見えますが、実は小花の集まりです。

怖いくらい満開の雪柳です。

山吹の黄色が混ざっています。
雪柳の剪定時期
5月~6月。土から15~20センチのところで剪定します。
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