椿といったら、椿の原型といわれる「やぶつばき」が有名です。
その「やぶつばき」の紹介です。
もっと知りたい「やぶつばき」の魅力
やぶつばきの和名
やぶつばき 藪椿
やぶつばきの英名
Camellia
やぶつばきの別名
「やまつばき 山椿」
「たいとうか 耐冬花」
やぶつばきの原産
日本、台湾、朝鮮半島原産。
やぶつばきの自生地
日本での北限は、岩手県大船渡市と言われています。
やぶつばきの科属
ツバキ科ツバキ属
やぶつばきの品種・系統
常緑高木樹
やぶつばきの樹高
約5~6m
やぶつばきの開花時期
2月~4月。
やぶつばきの花径
約5~8cm
やぶつばきの咲き方
半開き。180度開く全開きではない。
やぶつばきの花びら
一重咲き。6枚。
やぶつばきの花の色
一般的には赤。白もあります。
やぶつばきの実と種と椿油
花が終わると実が付きます。
10月頃になると、実が割れて中から種が零れ落ちます。
椿の種は、見た目は小さな栗のような感じですが、渋くて食べられません。
種から椿を栽培したい場合は、この種が乾燥する前に、植えてしまいましょう。
逆に、この種を集めて、乾燥させ、搾油所で搾ると、椿の油ができます。椿油です。だいたい1kgの種から230gの油ができると言われています。椿油が貴重なのがわかります。
やぶつばきの季語
春。
日本最大で最古のやぶつばき
日本最大で最古のヤブツバキがあるのは、岩手県の大船渡市の熊野神社。ここにある「三面椿」は、樹齢1400年と言われています。
やぶつばきが綺麗に咲くおすすめの場所
都道府県を北から順に並べてあります。
◆椿の里
岩手県大船渡市は、市内のいたるところにやぶつばきが自生しています。大船渡市は、やぶつばきの北限となります。熊野神社にある「三面椿」が、樹齢1400年と言われ日本最古で日本最大のやぶつばきといわれています。
◆東京都立大島公園の椿園
東京都大島町の伊豆大島にあります。東京都立大島公園の椿園は、約7ヘクタールの広さに、園芸品種の椿が約1000種3200本と自生種のやぶつばきが約5000本生育する日本で最大の椿園です。
◆ヤブツバキの里
静岡県御殿場市東山地区は、「ヤブツバキの里」として、東山湖周辺を中心に、たくさんの種類の椿があります。秩父宮記念公園を起点にして、歩いて巡るのもよいかもしれません。
◆西平椿公園(ラピュタの木)
熊本県天草市。約2万本のやぶつばきが自生しています。山の斜面が真っ赤に見えるほど、椿が咲きます。
やぶつばきのおすすめの逸品
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