【季節の花図鑑「立葵(タチアオイ)」】もっと知りたい!背が高く綺麗なお花が次々と咲くタチアオイ!

 5月に咲く花




もっと知りたい「タチアオイ」の魅力

タチアオイの別名

「梅雨葵(ツユアオイ)」

ちょうど梅雨の時期(6月~7月)に咲くことから、このようにも呼びます。よく、タチアオイの花が一番上まで咲くと、梅雨明けするなどとも言われます。

タチアオイの英名

hollyhock(ホリホック) 

聖地の草という意味です。

タチアオイの原産

トルコや東ヨーロッパなどの地中海沿岸地方が原産です。

タチアオイの歴史

『万葉集』(奈良時代末期に編纂)には、「あふひ(葵)」が詠まれています。

『源氏物語』(平安時代中期1008年頃。紫式部作)には、「あふひ(葵)」として、光源氏の妻になる「葵の上」の名前にもなり、第9帖「葵」では題名にもなり、第36帖「柏木」では「あふひくさ」という名で描かれています。ただし、これらの「あふひ(葵)」は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の「フタバアオイ」を指し、残念ながら「タチアオイ」ではないということです。

「タチアオイ」は、江戸時代に、薬用として中国を経由して渡来したと言われています。

タチアオイ20230531三島
2023年5月31日

タチアオイの科属 

アオイ科タチアオイ属(ビロードアオイ属)。

タチアオイは何年草か

1年草のもの、2年草のもの、多年草のものがあります。多年性のものは、毎年同じ場所に出てきます。

タチアオイの草丈 

約1.5~2メートル以上に育つものもあります。

タチアオイのつぼみ 

タチアオイ蕾20230520裾野ヤマト前
タチアオイのつぼみ 2023年5月20日

アオイ科の花のつぼみは、ぷっくりとまんまるに太っていて、とてもかわいいです。

タチアオイの開花時期

5月~7月。

「タチアオイ」は、下から上に順に開花していきます。

タチアオイのお花が咲く姿 

みんな、パラレル状に真上を向いて茎が伸びます。

タチアオイ20230520裾野ヤマト前
2023年5月20日
タチアオイ20230531うはたさん
2023年5月31日

タチアオイの花径 

約10センチ。




タチアオイの花びら

一重咲き 5枚

一重フリル20240531三島
一重咲きフリル 2023年5月31日

二重咲き(半八重咲き)

立葵20230531三島
二重咲きフリル 2023年5月31日

八重咲き

八重咲きも人気ですが、八重咲きよりも花びらが多い芍薬のような咲き方をする「ピオニー咲き」もあります。

フリル咲き

タチアオイ20200604大家さん
一重咲きフリル 2020年6月4日 

切り込みがしっかり入っているものや、厚みのあるものまで、フリルはフリルでも多種多様です。また、フリルでも一重や二重(半八重)、八重咲きもあります。

タチアオイの花の色 

下記の他にも白などもあります。

薄いピンクのタチアオイ

タチアオイ20220707大家さん
薄ピンク 2022年7月7日 

濃いピンクのタチアオイ

タチアオイ20230520
濃いピンク 2023年5月20日 

赤のタチアオイ

タチアオイ20230531うはたさん
赤 2023年5月31日 

タチアオイの薬用としての効能

花びらや根を薬用とします。胃腸薬や利尿剤として用いられました。

タチアオイの花言葉

「豊かな実り」 たくさんの花が次から次へと咲くからでしょう。

タチアオイのおすすめの逸品

「タチアオイ」は、背の高い花が必要な際には、とても助かります。そんな「タチアオイ」の花の種をこちらからお取り寄せができます。↓↓↓

アオイ科の関連記事

◆アオイ科のお花たちをまとめた「アオイ科まとめ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の花図鑑「アオイ科のお花たち」】アオイ科のアオイのお花たちと、アオイ科でないアオイのお花たち
アオイ科のアメリカフヨウ、イチビ、ウスベニタチアオイ、オクラ、ケナフ、スイフヨウ、ゼニアオイ、タカサゴフヨウ、タチアオイ、ハイビスカス、フヨウ、ムクゲ、モミジアオイ、ワタ、葵と名の付くアオイ科でないカンアオイ、シラネアオイ、フタバアオイを紹介

◆「フタバアオイ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の花図鑑「フタバアオイ」】徳川家の御紋で有名な「フタバアオイ」はアオイ科ではないって本当?
徳川家の御紋について、フタバアオイの魅力として、漢字、別名、科属、歴史、名前の由来、何年草か、葉、開花時期、お花の特徴などを紹介しています。

◆「フヨウ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の花図鑑「芙蓉(フヨウ)」】もっと知りたいフヨウの魅力!清楚で美しくしとやかな顔をした儚いお花
フヨウの魅力として、原産、科属、分類、樹高、葉、つぼみ、開花時期、開花期間、花径、花の色、花びら、めしべ、お花の特徴、花言葉、エピソード、切り花にしない?などを紹介しています。

◆「ムクゲ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の花図鑑「木槿(ムクゲ)」】もっと知りたいムクゲ!ハイビスカスのように華やかなムクゲの魅力!
ムクゲの魅力として、別名、原産、歴史、名前の由来、科属、分類、樹高、茎、葉、つぼみ、開花時期、開花期間、花びら、花径、花の色、めしべ、いける、育てる、季語、花言葉、例え、エピソードなどを紹介しています。

お花の関連記事

◆「お花の名前別まとめ(写真付き)」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の花図鑑「お花の種類一覧」】お花の名前約300種以上!ここから見ればお花のことが調べられます!
お花の仕事をしているからか、撮りためた写真は数え切れず。直近8年程の写真を季節の花図鑑として、約300種程のお花の名前別の写真集にしてみました。写真からお花の名前を知ることもできます。それぞれ記事にしてあるものはクリックしてご覧ください。

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

お花の季節の手仕事
お花を上手に生ける上で知っておくとよいことは、そのお花がどのように芽がでて、葉が開き、茎が伸びて、花が咲き、かれていくのかを知ることです。出生を知ることで、そのお花のいけ方や活かし方がわかります。お花が咲く本当の季節もお花別に紹介します。

季節の手仕事の関連記事

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

季節の手仕事カレンダー
季節の手仕事をまとめた月ごとに「季節の手仕事カレンダー」。これを見るだけで、季節の手仕事を忘れずにできます。季節を感じながら、楽しく季節の手仕事をしましょう。

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

食材別の季節の手仕事
季節の保存食を作るのに必要なメインの食材を、食材別で紹介しています。野菜、山菜、野草、果物など分野に分けております。それぞれの食材が育つ姿、本当の旬、収穫方法、アク抜きや下処理、保存食のレシピやメニューなど、季節の手仕事を紹介しています。

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

和菓子の季節の手仕事
和菓子で季節を感じるために、行事食など特定の日に食べる和菓子、季節の和菓子の種類、1年中食べられる和菓子の種類、地域の和菓子の種類などを紹介。高級なイメージのある和菓子ですが、普段使いの和菓子もたくさんあり、和菓子がもっと身近になります。

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

暦としつらえの季節の手仕事
二十四節気、七十二候、五節句、節供、雑節などの暦に沿って季節を感じられるよう、カレンダー式に紹介。それぞれの暦の行事食、その時期に旬を迎える食べ物や和菓子、お花やしつらえなどの関連を含めた季節の手仕事を紹介。しつらえるものについても紹介。

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

おすすめの食材店と道の駅
旬の食材を探しに行くのにマストな探し方は、農家さんが作っているものを持ち込む、道の駅、旅の駅、村の駅、川の駅、ファーマーズマーケットです。手に入らない食材の宝庫です。また、個人的によく利用している地元の食材のお店もご紹介しています。



20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

asunaniをフォローする
 5月に咲く花 6月に咲く花 7月に咲く花
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました