「椿」というと冬のイメージが強いのですが、「夏椿」は名前の通り、夏に爽やかな白い花を咲かせる椿です。
見た目はとても可愛らしいのに、1日で散ってしまう儚いお花でもあります。
そんな夏椿の魅力に迫ります。
もっと知りたい「夏椿(なつつばき)」の魅力
夏椿の別名
「 沙羅木(シャラノキ)」
夏椿の科属
ツバキ科ナツツバキ属。
夏椿の系統
落葉広葉樹。
夏椿の名前の由来
夏に咲く椿の花ということからこの名が付きました。
夏椿の樹高
約10~20メートルにもなります。
夏椿の開花時期
6月上旬~7月上旬に開花します。

夏椿の開花期間
朝開花し、夕方には散ってしまう、儚いお花です。
この儚さを『平家物語』など歌に詠まれていることが多くなります。
夏椿の花の色
白がほとんど。たまに薄いピンクなどもあります。
夏椿の花径
直径約5センチ。
夏椿の花びら
一重咲き。5枚。花びらの先に切り込みのようなものが入っており、ギザギザとフリルのようで、とても魅力的です。

夏椿の特徴
花が1日花のため、切り花として飾ることは、稀です。
また、敢えて1日咲き終えて、庭に落ちてしまったお花を楽しむということはします。梅雨時期の風情となります。
夏椿の花言葉
「愛らしさ」 お花の見た目の通りです。
夏椿の誕生花
6月16日の誕生花。
夏椿が綺麗に咲くおすすめの場所
◆妙心寺東林院
京都府京都市右京区花園妙心寺町。妙心寺の中にあります。
夏椿が開花中は、庭を一般公開します。見頃は、6月上旬~中旬。落ちた花が、庭の緑の苔に映えて、雨の日は特に綺麗です。
夏椿と沙羅双樹の違い
お寺さんは、聖樹として「沙羅双樹(さらそうじゅ)」を植えます。
日本では耐寒性が弱いため、現在、日本のお寺さんに植わっているほとんどが、「夏椿」になっています。「夏椿」を植えるようになったのは、江戸時代中期からとなります。
ちなみに「沙羅双樹」は、フタバガキ科サラノキ属の植物で、「夏椿」とは全くの別物です。
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夏椿と『平家物語』
『平家物語』(作者、成立時期不明、鎌倉時代)の冒頭に、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 奢れる人(おごれるもの)も久しからず ただ春の夜の夢のごとし...」とあります。この世のすべてのものは、常に変化し続け、永遠に続くものではない。花は美しいが儚い。どんなに栄華を極めた者でも、いつかは衰退するという教えです。
中学の時に、一生懸命覚えましたよね。
この「沙羅双樹」は、上記「沙羅双樹」のエピソードのように、この頃も「夏椿」だったのではないかという説があります。
「夏椿」と「沙羅双樹」は、共に別名を沙羅木(シャラノキ)といわれ、朝開花して、夕方には散ってしまう、美しいのに儚いものの象徴とされています。
「沙羅の花」の季語は、晩夏の季語になります。

夏椿のおすすめの逸品
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