【和菓子⑧「和菓子用語一覧」】もっと知りたい和菓子のこと!和菓子に関するわからない・難しい用語一覧

 1年を通して食べられる和菓子

和菓子に関しての、わからない用語や難しい用語に加え、中間素材、和菓子を作るのに使う道具なども含め、あいうえお順に並べてあります。

和菓子の種類に関しては、「和菓子①和菓子の種類」をご覧ください。和菓子の種類は、こちらには載せておりません。

下記「和菓子用語一覧」にない場合は、最後にあります「和菓子の関連記事」内にある可能性がございます。こちらもご覧になってみてください。




あ行

あんこ、あん 餡 

餡は、それだけでも食べることができるものですが、和菓子の中では、重要な中間素材でもありますので、ここでも紹介させていただきます。

「あんこ」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「あんこ」①あんこまとめ】初心者におすすめ 自分でつくる自分の味の「あんこ」の作り方
あんこの手仕事は、あんこの種類、豆の種類、あんこを食べる年間スケジュール、初心者にも作れるあんこの作り方、自分の味のあんこの作り方、応用としてお汁粉の種類を紹介。奥が深いあんこ作りは、あんこのことを知ることとあんこへの理解が深まります。
【季節の手仕事「あんこ」②あんこの種類】種類は無限!あんこの具合やバリエーション豊かなあんこの世界!
基本のあんのつぶあん、つぶしあん、こしあん、白あん、白こしあん、ネキあん、アレンジされた杏あん、芋あん、黄味餡、栗あん、ごまあん、桜あん、べにあん、みそあん、ゆずあん、他にも、うぐいすあん、ずんだあん、大島あん、薯蕷餡、練切餡などの紹介
【季節の手仕事「あんこ」③あんこの年間スケジュール】あんこ入りのお菓子を食べる年間スケジュールの紹介
あんこ入りのお菓子を食べる年間スケジュール、季節ごとに食べるあんこ菓子、季節に関係ないあんこ菓子の種類の紹介。牡丹餅、夜船、御萩、北窓のように、全部同じものだと思われるものでも季節により作り方が違う和菓子は、日本独特の繊細な文化です。

あんぺい 餡平

餡と粉で作る生地のことで、「雲平」同様、工芸菓子に使います。

イラ

すり蜜(砂糖)を水飴と共に煮詰め、冷やして練ったもの。

うんぺい 雲平

粉砂糖やみじん粉などで作る生地のことで、「餡平」同様、工芸菓子に使います。

餡を加えないため、「餡平」に比べるとひびが入りやすいのが特徴です。

おだまき 小田巻

餡や練切を細く糸状に出す道具になります。

中京地方ではきんとんに使われることが多い。

か行

型流し

木型で作るこなし、練切製の型もの。

腰高

背が高めの饅頭を「腰高饅頭」といい、上品で格が出る形と言われています。

さ行

さおもの 棹物

細長い棒状に固めた菓子の総称をいいます。羊羹やういろう、錦玉羹などが棹物になります。

そぼろ

餡を裏ごしして細かくしたものをいいます。

た行

竹流し

青竹の中に水羊羹を流し、冷やして食べることをいいます。もとは、葛羊羹を作りました。

畳み物

こなしや練切を板状にしたものや麩の焼きなどを畳んで、中の餡を包んだもの。

茶巾絞り

小豆や芋おなどの餡を茶巾やふきんで包み、端をひねって絞り目をつけたものをいいます。

な行

ネキ

水飴のこと。水飴を多く使う餡は、「ネキ餡」といいます。




は行

ふちだか 縁高

重箱形の器。茶道で出されるお菓子などをまとめて入れる器のことをいいます。

こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

ま行

水菓子

本来は、果物のことをいいます。明治の初めまでは果物のことを「水菓子」と呼んでいました。現在でも、懐石料理や会席料理の最後のデザートは、果物の「水菓子」が出されます。

また現在では、夏に食べる和菓子の「水羊羹」や「水まんじゅう」、「ゼリー」などのことを「水菓子」と言ったりします。

や行

焼き印

和菓子においては、抽象化した焼き印を入れることで、ものを語るという意味があり、重要な要素となっています。

やまみち 山道

こなしや餡の棹物を、山道のいびつな感じに押して形作ったものをいいます。

和菓子の関連記事

上記「和菓子用語」にない場合は、こちらの和菓子の関連記事内にある可能性がございます。こちらもご覧になってみてください。

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

和菓子の季節の手仕事
和菓子で季節を感じるために、行事食など特定の日に食べる和菓子、季節の和菓子の種類、1年中食べられる和菓子の種類、地域の和菓子の種類などを紹介。高級なイメージのある和菓子ですが、普段使いの和菓子もたくさんあり、和菓子がもっと身近になります。

◆「和菓子①和菓子の種類」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

【和菓子①和菓子の種類】和菓子約100種以上を紹介!和菓子の種類一覧 
和菓子の種類は奥が深く、時季、別名、分類、種類、原料、材料、作り方、食べ方、特徴、地域、歴史、由来、おすすめのお店などの紹介のほか、中間素材や作成方法などが商品名となってしまっているものも、すべてまとめて100種類以上をあいうえお順に紹介。詳しくはリンクしてご覧ください。

◆「和菓子②季節の和菓子」の記事はこちら ↓↓↓

【和菓子②春の和菓子】もっと知りたい季節の和菓子!~春に愉しむ和菓子まとめ~2月、3月、4月
行事食など特定の日に食べる和菓子として、雛菓子、十六団子、牡丹餅、春に愉しめる和菓子として、甘夏のピール、甘夏のジャム、いちごジャム、鶯餅、桜餅、花見団子、三色団子、はるかのジャム、土用餅などを紹介しています。
【和菓子②夏の和菓子】もっと知りたい季節の和菓子!~夏に愉しむ和菓子まとめ~ 5月、6月、7月
行事食など特定の日に食べる和菓子として柏餅、嘉祥菓子、水無月、索餅、夏に愉しめる和菓子として、鮎菓子、杏餅、あんみつ、青梅のシロップ漬け、かき氷、寒氷、寒天もの、錦玉羹、葛菓子、琥珀、ゼリー、流し菓子、わらび餅、土用餅などを紹介しています。
【和菓子②秋の和菓子】もっと知りたい季節の和菓子!~秋に愉しむ和菓子まとめ~ 8月、9月、10月
行事食など特定の日に食べる和菓子として、おはぎ、十五夜の月見団子、十三夜の月見団子、亥の子餅、秋に愉しめる和菓子として、軽羹、桔梗餅、栗系菓子、くるみ餅、さつまいも菓子、松風、むさし野、土用餅などを紹介しています。
【和菓子②冬の和菓子】もっと知りたい季節の和菓子!~冬に愉しむ和菓子まとめ~ 11月、12月、1月
行事食など特定の日に食べる和菓子として、花びら餅、汁粉、冬に愉しめる和菓子として、淡雪羹、あんこ、干し柿、あんぽ柿、寒餅、なまこ餅、金柑の甘煮、さつまいも系菓子、蕎麦板、椿餅、柚子ジャム、柚子餅、柚餅子、土用餅を紹介しています。

◆「和菓子③都道府県別有名な和菓子やさんとそのおすすめの商品」の記事はこちら ↓↓↓

【和菓子③地域別・都道府県別】和菓子で旅行気分!都道府県別有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品
都道府県別のその地域で食べられている有名なお菓子の紹介と、有名な和菓子店が作られているその商品名の紹介です。ご紹介したいお店が多い都道府県はリンクができます。お取り寄せができるお店さんがほとんどなので、旅に出た気分でお楽しみください。

◆「和菓子➃和菓子の材料」の記事はこちら ↓↓↓

【和菓子➃和菓子の材料「豆」】もっと知りたい豆!たくさんある和菓子で使う豆の種類を上手に使い分けよう
和菓子の材料として使う「豆」についてや、豆の種類として、赤いんげん豆、小豆、いんげん豆、うずら豆、枝豆、青豆、えんどう豆、大福豆、金時豆、黒豆、ささげ、白いんげん豆、白金時豆、白小豆、白花豆、空豆、手芒、大手芒、虎豆、花豆、福白金時などを紹介
【和菓子➃和菓子の材料「砂糖」】もっと知りたい砂糖!砂糖の特徴を知って種類を上手に使い分けしましょう
和菓子に使う砂糖について、歴史、役割、分類として原料、製法工程、精製工程、色相、加工形態、2種類以上の混合形態などを紹介。砂糖の種類として、きび糖、グラニュー糖、黒砂糖、氷砂糖、粉黒糖、粉砂糖、粗目糖、三温糖、上白糖、白双糖、和三盆糖を紹介
【和菓子➃和菓子の材料「粉」】もっと知りたい粉のこと!和菓子で使う粉の種類を上手に使い分けしましょう
和菓子の材料「粉」について、米の粉からできているものとそうでないものに分かれます。米の粉からできている粉は、もち米からできた粉の種類と、うるち米からできた粉の種類があります。米を原料としない粉の種類も多数ご紹介しています。
【和菓子➃和菓子の材料「豆、砂糖、粉以外」】もっと知りたい和菓子の材料!よく使う和菓子の材料の種類
和菓子の主な材料である豆、砂糖、粉以外に良く使われる材料として、甘味料として、あまずら、すり蜜、はちみつ、水飴、その他の材料として、寒天、桜葉、薯蕷、味噌などを紹介しています。

◆「和菓子⑤和菓子の分類」の記事はこちら ↓↓↓

【和菓子⑤和菓子の分類】和菓子を分類するのは、至難の業 その分類方法の紹介
和菓子の分類方法として、素材による分類、製法による分類として、餅物、焼き物、蒸し物、流し物、餡物、練り物、揚げ物、打ち物、押し物、掛け物、岡物、水分による分類として、生菓子、半生菓子、干菓子、賞味期限に関する分類、時による分類などを紹介

◆「和菓子⑥和菓子の歴史」の記事はこちら ↓↓↓

【和菓子⑥-1「和菓子の歴史まとめ」】もっと知りたい和菓子の歴史!昔はどんなお菓子を食べていたのか?
時代別に、縄文時代・古墳時代、飛鳥時代・奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代、明治時代のお菓子についてを紹介しています

◆「和菓子⑦自分で作る和菓子のレシピ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の手仕事・和菓子⑦「自分で作る和菓子のレシピ」】自分で作ることができる簡単な和菓子のレシピ一覧
自分でつくることができるとっても簡単な和菓子として、あんこ、ういろう、梅シロップ、かるかん、きなこ飴・きなこ棒・きなこねじり、金柑の甘煮、葛菓子、栗菓子、さつまいも菓子、砂糖漬け、ゼリー、干し柿、ぼたもち・おはぎ、わらび餅を紹介

季節の手仕事の関連記事

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

季節の手仕事カレンダー
季節の手仕事をまとめた月ごとに「季節の手仕事カレンダー」。これを見るだけで、季節の手仕事を忘れずにできます。季節を感じながら、楽しく季節の手仕事をしましょう。

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

食材別の季節の手仕事
季節の保存食を作るのに必要なメインの食材を、食材別で紹介しています。野菜、山菜、野草、果物など分野に分けております。それぞれの食材が育つ姿、本当の旬、収穫方法、アク抜きや下処理、保存食のレシピやメニューなど、季節の手仕事を紹介しています。

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

暦としつらえの季節の手仕事
二十四節気、七十二候、五節句、節供、雑節などの暦に沿って季節を感じられるよう、カレンダー式に紹介。それぞれの暦の行事食、その時期に旬を迎える食べ物や和菓子、お花やしつらえなどの関連を含めた季節の手仕事を紹介。しつらえるものについても紹介。

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

お花の季節の手仕事
お花を上手に生ける上で知っておくとよいことは、そのお花がどのように芽がでて、葉が開き、茎が伸びて、花が咲き、かれていくのかを知ることです。出生を知ることで、そのお花のいけ方や活かし方がわかります。お花が咲く本当の季節もお花別に紹介します。

◆「旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

おすすめの食材店と道の駅
旬の食材を探しに行くのにマストな探し方は、農家さんが作っているものを持ち込む、道の駅、旅の駅、村の駅、川の駅、ファーマーズマーケットです。手に入らない食材の宝庫です。また、個人的によく利用している地元の食材のお店もご紹介しています。



20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

asunaniをフォローする
 1年を通して食べられる和菓子
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました