【和菓子③地域別・長野県】長年愛されている長野県にある有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品一覧

南北に長い長野県にある有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品のまとめです。新商品というよりは、長年愛されている商品ばかりとなります。

長野県を訪れた際には、ぜひともお立ち寄りいただきたいお店ばかりとなります。




長野県にある有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品

店名をあいうえお順に並べてあります。

小布施堂「栗の点心 朱雀」

長野県上高井郡小布施町。

「栗の点心 朱雀」は、極細のモンブラン。採れ立ての新栗を蒸して裏ごししたものを、砂糖も何も加えずに、そのまま栗餡の上に盛ったものです。期間限定となります。提供場所も限られ、提供時間も決められております。事前予約制です。ご注意ください。

「栗の点心 朱雀」をお取り寄せ用にした「朱雀モンブラン」を、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

他にも、「栗あんどら焼き」や「栗かのこどら焼き」などもあります。

五百石ゆべし「柚っ子」

長野県下伊那郡泰阜村。南信州。

「柚っ子」は、丸柚餅子で、泰阜村のお母さんたちが作られている郷土保存食です。新鮮なゆずの中にごま、くるみ、味噌などを詰め、蒸して、3ヶ月ほど自然乾燥させたものです。和菓子というよりも珍味という表現をされています。

「柚っ子」は、泰阜村柚餅子生産組合などで販売しています。

「柚っ子」を、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

小松パン店「味噌パン」

長野県松本市。牛乳パン(予約販売)で有名なお店。大正11年(1922年)創業。

長野県で有名な「味噌パン」は、パンの分類ではなく、和菓子の焼き菓子として愛されています。

「味噌パン」は、イタリアのビスコッティをしっとりさせたような感じで、甘く、味噌の香りがふわっとする焼き菓子というのがわかるものになります。

桜井甘精堂「純栗かの子」

長野県上高井郡小布施町。1808年創業。

「純栗かの子」は、栗と砂糖だけで作った贅沢な栗きんとんと栗の甘露煮を合わせて、手作業で作ったものです。缶入り。

桜井甘精堂の栗菓子は、着色などをしていないため綺麗な色をしていません。それが自然のままの栗の色だからです。

文政年間(1824年)頃に作られた「栗ようかん」は、当時全盛だった江戸羊羹の影響を受け作り出されたものになります。

「純栗かの子」を、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

松仙堂「純栗かのこ」

長野県上高井郡小布施町。

「純栗かの子」は、大粒の栗の甘露煮をまぶした栗きんとんと栗だけの餡です。缶入り。

小布施の栗を自園栽培し、製造しています。




太平堂「まほろばの月」

長野県長野市。明治40年創業。

「まほろばの月」は、栗まんじゅう。栗を一粒丸ごと入れて、オリジナルの栗餡で包んだお饅頭。

「まほろばの月」をこちらからお取り寄せができます。↓↓↓

竹風堂「どら焼山」

長野県上高井郡小布施町。明治26年(1893年)創業。

「どら焼山」は、自家製の栗つぶあんのどら焼きに栗が入っています。

栗あんで作る「栗あんしるこ」もおすすめです。

「どら焼山」をこちらからお取り寄せができます。↓↓↓

山屋御飴所「板あめ」

長野県松本市。寛文12年(1672年)創業。

もち米を原料に使い、麦芽糖を酵母にして、糖化して作っている飴です。

「板あめ」は、米飴にピーナッツを混ぜ合わせ、板状に仕上げたものです。

長野県で有名なお菓子

特定の和菓子店の紹介ではありませんが、長野県が特産の有名な和菓子の紹介です。

市田柿

長野県伊那郡高森町(旧市田村)の市田柿は、「渋柿の品種名」ではありますが、「干し柿の商標名」としても有名です。

「市田柿」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「柿」⑦干し柿の品種と産地】全国の美味しいことで有名な「干し柿の品種名とその産地」一覧
干し柿の品種として、丸森町のころ柿、今庄つるし柿、甲州百目柿の干し柿、市田柿、堂上蜂屋柿の干し柿、尾道柿園の干し柿などを紹介

そして、甘くてトロトロの市田柿をこちらからお取り寄せができます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?

長野と言ったら小布施。小布施と言ったら栗...というくらい「長野=栗」のイメージが強いです。

おすすめも栗製品ばかりとなってしまいます。

栗は、季節商品なので、秋が一番美味しい季節ではありますが、年中食べることができるよう、どのお店さんも加工してくださっていることに、栗好きとしては感謝の気持ちでいっぱいです。

今後とも伝統を継承していっていただきたいと願うばかりです。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

和菓子の関連記事

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

和菓子の季節の手仕事
和菓子で季節を感じるために、行事食など特定の日に食べる和菓子、季節の和菓子の種類、1年中食べられる和菓子の種類、地域の和菓子の種類などを紹介。高級なイメージのある和菓子ですが、普段使いの和菓子もたくさんあり、和菓子がもっと身近になります。

◆「和菓子①和菓子の種類」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

【和菓子①和菓子の種類】和菓子約100種以上を紹介!和菓子の種類一覧 
和菓子の種類は奥が深く、時季、別名、分類、種類、原料、材料、作り方、食べ方、特徴、地域、歴史、由来、おすすめのお店などの紹介のほか、中間素材や作成方法などが商品名となってしまっているものも、すべてまとめて100種類以上をあいうえお順に紹介。詳しくはリンクしてご覧ください。

◆「和菓子③地域別・都道府県別」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

【和菓子③地域別・都道府県別】和菓子で旅行気分!都道府県別有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品
都道府県別のその地域で食べられている有名なお菓子の紹介と、有名な和菓子店が作られているその商品名の紹介です。ご紹介したいお店が多い都道府県はリンクができます。お取り寄せができるお店さんがほとんどなので、旅に出た気分でお楽しみください。

季節の手仕事の関連記事

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

季節の手仕事カレンダー
季節の手仕事をまとめた月ごとに「季節の手仕事カレンダー」。これを見るだけで、季節の手仕事を忘れずにできます。季節を感じながら、楽しく季節の手仕事をしましょう。

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

食材別の季節の手仕事
季節の保存食を作るのに必要なメインの食材を、食材別で紹介しています。野菜、山菜、野草、果物など分野に分けております。それぞれの食材が育つ姿、本当の旬、収穫方法、アク抜きや下処理、保存食のレシピやメニューなど、季節の手仕事を紹介しています。

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

暦としつらえの季節の手仕事
二十四節気、七十二候、五節句、節供、雑節などの暦に沿って季節を感じられるよう、カレンダー式に紹介。それぞれの暦の行事食、その時期に旬を迎える食べ物や和菓子、お花やしつらえなどの関連を含めた季節の手仕事を紹介。しつらえるものについても紹介。

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

お花の季節の手仕事
お花を上手に生ける上で知っておくとよいことは、そのお花がどのように芽がでて、葉が開き、茎が伸びて、花が咲き、かれていくのかを知ることです。出生を知ることで、そのお花のいけ方や活かし方がわかります。お花が咲く本当の季節もお花別に紹介します。

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

おすすめの食材店と道の駅
旬の食材を探しに行くのにマストな探し方は、農家さんが作っているものを持ち込む、道の駅、旅の駅、村の駅、川の駅、ファーマーズマーケットです。手に入らない食材の宝庫です。また、個人的によく利用している地元の食材のお店もご紹介しています。



20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

asunaniをフォローする
 1年を通して食べられる和菓子
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました