【おすすめの食材店・あんこが美味しい店】三島にある「遠藤製あん所」さん あんこの種類と状態が選べます

 1年を通して食べられる和菓子




「遠藤製あん所」さんの「あんこ」

「あんこ」やさんって、和菓子を売っていると思いがちですが、違います。「あんこ」やさんは、「あんこ」を売っています。

なかなか「あんこ」だけを販売しているお店さんは少ないのではないかと思います。やはり、和菓子やさんであったり、たい焼きやさんであったり、お団子やさんであったり、最近ですとおしゃれなおはぎやさんなどもありますが、「あんこ」は、そのようなところで販売している印象です。

三島にある「遠藤製あん所」さんは、「あんこ」だけを販売しています。

基本の「あんこ」の種類

みなさんがご存じの「あんこ」には、お豆と作り方によってできる種類があります。

粒あん

小豆の粒をある程度残す「あんこ」のことをいいます。

こしあん

小豆の皮を取り除いたなめらかな「あんこ」のことをいいます。

白あん

白いんげん、白手芒(しろてぼ)、白花豆、白小豆などの白いお豆で作った「あんこ」をいい、豆の粒をある程度残す「白粒あん」のことを「白あん」ということが多いです。

白こしあん

白いんげん、白手芒(しろてぼ)、白花豆、白小豆などの白いお豆で作った「あんこ」をいい、皮を取り除いてなめらかした「あんこ」のことを「白こしあん」といいます。通常「白あん」と呼ばれるものは、この「白こしあん」のことをいいます。

和菓子にいろんな種類の「あんこ」があるのは、ほとんどがこの「白こしあん」と主となるものを混ぜてあるものになります。

例えば、「みそあん」は、白こしあんと白みそ、「芋あん」は、白こしあんとさつまいもなどを混ぜてある「あんこ」です。

「遠藤製あん所」さんの「あんこ」の状態

「遠藤製あん所」さんでは、「あんこ」の種類(こしあん、粒あん、白あん)を4つの状態で販売されています。

「あんこ」を使って、何を作るのかによって、状態を分けて販売してくださっています。ご自身が作るものの「あんこ」の状態を選びましょう。

生あん

『砂糖の入っていない「あんこ」です。砂糖を加えて、お汁粉や羊かんにお使いください。』とあります。豆の処理をしてくださってある状態ということです。

練あん

『砂糖を加えて、しっかりと練った「あんこ」です。ぼた餅、大福もちなどにお使いください。水を加えてお汁粉にもお使いいただけます。』と書いてあります。しっかりとした硬さのある「あんこ」ということです。

やわらか練あん

『砂糖を加えて、やわらかく練った「あんこ」です。最中の中身やパンに塗ってお使いください。水を加えてお汁粉にもお使いいただけます。』と書いてあります。こちらは、とろっとした柔らかい「あんこ」ということです。

密煮あん

『砂糖蜜でじっくり煮込んだ「あんこ」です。パンケーキやかき氷にかけてお使いください。』と書いてあります。粒があり、照りのある「あんこ」ということでしょうか。

種類
説明

お値段が変更になっていることがあるかもしれません。お値段は、お店にてご確認ください。

「遠藤製あん所」さんの「あんこ」の買い方

初めてお伺いした際に、注文の仕方に迷ってしまい、時間がかかってしまいました。これは、あくまでも買い方の例です。あんこの種類も、量なども例ですので、参考にだけなさってください。

◆羊羹を作りたいのであれば…

「生あんのこしあんを1kgください」

◆牡丹餅、おはぎを作りたいのであれば…

「練あんの粒あんを1kgください」

◆最中の皮も販売してますので、最中にあんこをはさみたいのであれば…

「最中の皮と、やわらか練あんの白あんを300gください」

◆かき氷にあんこをのせたいのであれば…

「蜜煮あんを300gください」

なんか、テレビ番組の「はじめてのおつかい」みたいです。

相談をすれば、いろいろと教えてくださいますので、何でも聞いてみてください。




「遠藤製あん所」さんからの「あんこ」のすすめ

おすすめ

「スコーンに添えて やわらか練あんを使用」

「小倉トースト やわらか練あんを使用」

「最中セット」

「氷あずき 蜜煮あんを使用」

「白玉ぜんざい 練あんを使用」

「羊かん、水ようかん 生あん又は練あんを使用」

これらは、あくまでも「遠藤製あん所」さんのご提案だそうです。お店では販売していません。

お店で販売しているものは、「あんこ」のほかに、最中の皮、小豆、大納言小豆、大豆、きなこなどを販売しています。

最中の皮は、食べる直前に、お好きなあんこを挟んで、ぱりぱりの最中を食べてみてください。最高に美味しいですよ。

ちなみに、きなこも三島の製造のお店さんのものでした。きな粉独特の香りが少なく、自然な感じでとても美味しかったです。

あんこのおすすめの逸品

あんこをたべているとなぜかしば漬けが食べたくなります。なぜでしょう。そこで、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

住所・アクセス・インフォメーション

◆住所

静岡県三島市大宮町1-11-6

◆定休日 

日曜日・祝祭日

◆営業時間 

9:00~17:00

◆電話番号 

055-975-0604

◆駐車場

お店の隣のスペースが駐車場です。1台入ります。とても入りにくく出にくいですが、頑張って停めてください。

◆アクセス

国道136号線の始点が、国道1号線なのですが、その国道136号線がそのまま三島裾野線となります。136号線を伊豆方面から北に向かってくるとそのまま三島裾野線になり、すぐに「三嶋大社西」交差点があります。その次の信号の左側にあります。右手に三嶋大社の西側の鳥居(浦島さん)があるところです。

三嶋大社にいらした時にお立ち寄りいただいても良いかもしれません。

◆ホームページ

見つけられませんでした。すみません。

◆お詫び

「遠藤製あん所」さんの「あん」の字ですが、正式な漢字が変換できませんでしたので、白い看板のように「あん」の表記をひらがなとさせていただきました。ご了承くださいませ。

明日はどんな手仕事する?

「あんこ」は、作る人によって、全然出来上がりが違います。もちろんレシピによっても全然違うものができます。しかも、人によって、甘さ硬さの好みもあります。「あんこ」を自分の味にするには、相当な時間がかかると思っています。それくらい自分で作るのは難しいものです。

「あんこ」を食べるのが大好きな私も、まだまだ自分の好みの味などに作ることはできませんが、頑張って回を重ね、練習していきたいと思います。まだまだ、お客様にお出しするものは、「遠藤製あん所」さんに頼りたいと思います。

いつも美味しい「あんこ」をありがとうございます。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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