ねぎといっても様々な種類がありますが、ここでは、「葉ねぎ」「青ねぎ」と言われている、1センチ程の太さの青い部分を食べる「細いねぎ」について紹介していきます。
細いねぎ「葉ねぎ、青ねぎ」とは

細いねぎの「葉ねぎ」「青ねぎ」は同じものです。地域により呼び方が違います。
細いねぎの分類
緑黄色野菜で、青い部分を細かく切って薬味などにします。
主に西日本で食べられているねぎです。
細いねぎの科属
ヒガンバナ科ネギ属 。
細いねぎの旬
旬は特になく、1年中出回ります。
細いねぎの栄養価・効能
根深に比べると、ミネラル、ビタミン、カロテンなどが豊富で、栄養価が高い野菜となっています。
細いねぎの選び方
新鮮な葉ねぎの選び方は、葉先までピンとしている、青い部分が鮮やかな色のもの、1本1本が細すぎない、全体的にハリのあるものを選びましょう。
細いねぎの特徴
細いねぎは、根元の白い部分に辛味があり、葉先には辛味が全くありません。お料理をする際には、上手に使い分けましょう。
細いねぎの保存方法
葉ねぎの保存方法は、そのままにしておくとすぐにダメになってしまうので、使わない分は、小口切りして、好みの量に小分けしラップして、保存袋に入れて、冷凍してしまいましょう。冷凍しておくと、毎日手軽に使うことができます。
細いねぎの別名
「葉ねぎ」を若採りしたもののことを「小ねぎ」や「細ねぎ」といいます。福岡の「万能ねぎ」や高知の「やっこねぎ」が有名です。
更に細いねぎを「芽ねぎ」といいます。芽ねぎは、太さ1ミリ程度、長さ7~8センチで収穫して食用にするもので、お寿司や汁物、お刺身のつまなどに彩を添えるものとして使われます。
細いねぎ「葉ねぎ、青ねぎ」を育てる

もし、家庭菜園などに興味があるようでしたら、葉ねぎはとても適しています。種蒔きから収穫までが2~3ヶ月と短く、何度も何度も収穫できます。うちの葉ねぎも何年も元気に育っています。
葉ねぎが必要な時は、ここから使う分だけ採ればいいので、買わなくても済みますし、余ったものを冷凍する必要もありません。葉ねぎは、自分で育てると本当に助かります。お手入れもほとんどいりませんし、おすすめです。
ちなみに、ねぎの栽培には、柔らかい土を好むため、農家さんでも機械を入れないで手作業をしています。
また、ねぎは連作障害があるので、家庭菜園や畑で栽培する際には、念のため注意が必要です。
細いねぎの簡単メニュー&保存食レシピ
ピリ辛ねぎ昆布 《保存食》
薬味として使うもよし、ねぎを材料とする料理に入れると味がワンランクアップする万能なねぎの保存食です。とても簡単なので、常に作っておくととても便利です。
《 材料 》
葉ねぎ 1束
昆布 10g
鷹の爪 2本
白だし 小さじ3
酢 大さじ1/2
薄口しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1
《 作り方 》
①葉ねぎは小口切りにし、昆布ははさみで2㎝幅の細切りにし、鷹の爪は種を除き小口切りにしておきます。
②保存容器に、昆布、鷹の爪、調味料を入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせます。
③葉ねぎを入れれば、出来上がりです。
冷蔵庫で5日間保存できます。
細いねぎ「葉ねぎ、青ねぎ」の品種
◆九条太葱、九条細葱(九条ねぎ)
「九条太葱、九条細ねぎ(九条ねぎ)」についてはこちら ↓↓↓

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◆万能ねぎ
福岡県で食べられる細ねぎのことをいいます。九条細葱の若採りした品種となります。「万能ねぎ」とは、商品名にもなっています。
◆三島の葉ねぎ
「三島の葉ねぎ」は、静岡県三島市で栽培されている「箱根西麓三島野菜」の1つです。自然環境の中で生育した露地栽培された葉ねぎです。味や香りがよく、薬味やぬたなどに最適です。出荷時期は、5月上旬から12月下旬になります。
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◆やっこねぎ
高知県で食べられる細ねぎのこと。
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