ねぎといっても様々な種類がありますが、ここでは、「根深(ねぶか)」「長ねぎ」「白ねぎ」「太ねぎ」と言われている、2~3センチ程の太さの白い部分を食べる「太いねぎ」について紹介していきます。
太いねぎ「根深、長ねぎ、白ねぎ、太ねぎ」とは
「根深(ねぶか)」「長ねぎ」「白ねぎ」「太ねぎ」という名前は、同じ「太いねぎ」のことをいいます。
地域や品種などにより呼び方が違います。
太いねぎの分類
「太いねぎ」は、淡色野菜で、主に東日本でよく食べられているねぎの種類です。
ちなみに、西日本で食べられている「葉ねぎ」「青ねぎ」などの「細いねぎ」は、緑黄色野菜になります。
太いねぎの科属
ヒガンバナ科ネギ属。
太いねぎの名前の由来
「根深(ねぶか)」の名前の由来は、ねぎの古名「き(葱)」の根の部分を食用とするところから「根葱(ねぎ)」から「根深」と言われるようになったと言われています。
太いねぎの特徴
白い部分を「葉鞘(ようしょう)」といい、一見すると茎のようにみえるので「偽茎」とも言われています。この白い芯の甘い部分を加熱して食べます。
この白い部分は、農家さんが「土寄せ」と言って、育ってくるねぎに土を盛って高くし、日が当たらないようにして白い部分を長く育てています。手のかかったねぎだからこそ、甘いねぎになるのです。
太いねぎの旬
3月から4月に種を蒔いて苗を作り、6月から7月に畑に植え付けます。収穫期間は10月から3月で、旬は12月から2月の一番寒い時期です。
「太いねぎ」は鍋に入れると甘くて美味しいので、「太いねぎ」の旬は、鍋を食べる冬と覚えておくと良いでしょう。
太いねぎの季語
「冬」になります。
美味しい太いねぎの選び方
新鮮なものの選び方は、白い部分が均等に太く、弾力があって硬すぎない、真っ直ぐなもので白い部分が長く、緑の部分が丸く、緑と白の部分がくっきりしているものが新鮮です。
太いねぎの保存方法
根がついているようならば、白い部分を全部土の中に埋めて保存するのが良いです。
根はないが泥付きでしたら、洗わずに新聞紙でくるみ、冷暗所に立てて置きます。
洗ってあり綺麗なものは、冷蔵庫で保存する場合は、濡れた新聞紙に包んで立てて置くのが良いでしょう。
使って残ったものは、緑の部分と白の部分を分けてビニールに入れて、冷蔵庫で立てて保存し、早めに使い切りましょう。使いきれなさそうでしたら、白い部分は、小口切りにして、冷凍保存も可能です。
太いねぎ「根深・長ねぎ・白ねぎ・太ねぎ」の品種
品種名をあいうえお順に並べてあります。
赤ねぎ
◆産地 栃木県那須町
◆特徴 ねぎの白い部分が赤いのが特徴。白いねぎよりも柔らかく、甘みがあります。
◆効能・栄養価 赤い色はアントシアニンによるもの。
◆おすすめメニュー オリーブオイルと塩のみの焼きねぎ、ピクルス、天ぷらなど。
金沢一本太ねぎ
加賀野菜のひとつ。
◆産地 石川県金沢市
◆旬 10月から1月。
◆特徴 寒くなるほど甘みと風味が増します。
◆おすすめメニュー 鍋物やすき焼き。
きんざんねぎ 金山ねぎ
◆産地 鹿児島県伊佐市
◆名前の由来 国内最大の金の産出量の菱刈鉱山にちなんで付けられました。
◆旬 1年中栽培されていますが、寒い時期が旬と言われています。
◆特徴 水田で栽培されるため、甘くてみずみずしい。
しもにたねぎ 下仁田ねぎ
◆別名 「殿様ねぎ」とも言われています。
◆産地 群馬県下仁田町
◆旬 11月から1月。
◆サイズ 全体的にとても太く5センチほどあります。
◆特徴
白い部分の甘さが抜群です。特に緑の葉の先端部分が枯れてしまっているものほど、白い部分の甘みが強いと言われています。
◆おすすめメニュー
鍋ものにはかかせない下仁田ねぎです。他にも、すき焼き、唐揚げ、うどん、天丼など。
せっちゅうねぎ 雪中ねぎ
◆産地 秋田県、山形県鶴岡市など。
◆特徴 寒い地域で作られるため、自分で糖分を貯め込むためとても甘い。全く辛くない。
せんじゅねぎ 千住葱
江戸東京野菜のひとつ。
◆原産
原産は、現在の江東区付近とされます。元々川だった場所だったため、土が粘土質で、その土がストレスとなりねぎが甘くなるようになったとされます。
◆産地 東京足立区の千住。
◆歴史 江戸時代から作られています。
ながいずみしろねぎ 長泉白葱
◆産地 静岡県駿東郡長泉町。
◆旬 9月から3月。
◆特徴
白い部分の締りがよく、しゃきしゃきとした食感で、きめ細やかで滑らかな肌が特徴の香りと甘みが凝縮された白葱です。熱を加えると更に甘みが増します。
ふかやねぎ 深谷ねぎ
◆産地 埼玉県深谷市
◆特徴
1年中収穫されるのが特徴です。「春ねぎ」「夏ねぎ」「秋冬ねぎ」に分かれますが、12月頃から出荷される「秋冬ねぎ」が甘くて柔らかく、一番のおすすめです。
太いねぎ「根深・長ねぎ・白ねぎ・太ねぎ」の食べ方
太いねぎ「根深・長ねぎ・白ねぎ・太ねぎ」を使ったメニュー
ほんの一部ですが、メニューの紹介です。作ってみてください。
鍋料理全般
鰆のねぎ味噌焼き
ねぎ焼き(ねぎのお好み焼き)
ねぎとツナのチヂミ
ねぎの天ぷら
ねぎぬた
焼きねぎのポン酢しょうゆ
白ねぎのレモンなます
白ねぎの梅干しなます
ねぎ餅 根深と餅を煮たもの。
太いねぎのおすすめレシピ「ねぎ味噌」《保存食》
ねぎ味噌があると、お肉や野菜に和えて焼いたり、ご飯のお供にもなり、おにぎりや焼きおにぎり、チャーハンや焼うどん、焼きそばに入れるもよし、保存食や常備食としても役立ちます。なんとパンやピザにも合います。とても簡単、しかも短時間でできますので、常に作って冷蔵庫に入れておくととても便利です。料理の味の幅広もがります。
《 材料 》
太いねぎ 2本
ごま油 大さじ1
味噌 100g
お湯 100㎖
お酒 大さじ4
みりん 大さじ4
醤油 大さじ1
《 作り方 》
①太いねぎを斜めに全部切ります。
②フライパンにごま油をひき、ねぎを炒めます。

③味噌をお湯で溶き入れ、お酒、みりん、醤油の順に加えます。

➃5分ほど中火で煮詰めて、水分のゆるさがなくなり、味噌がトロンとしたら出来上がりです。
味噌は冷めると硬くなりますので、トロンと柔らかい状態のままで終わりにするのがおすすめです。

「ねぎ味噌」のほかにも「季節の作り置き味噌」はたくさんあります。↓↓↓

太ねぎのおすすめレシピ「ネギ塩ダレ」《保存食》
お肉にのせたり、むね肉のソテーにしたり、お魚にのせたりして一緒に味わうと、美味しさが倍増する「ネギ塩ダレ」です。冷蔵庫で7~8日は保存可能なので、作っておくととても便利です。
《 材料 》
太いねぎ 2~3本(250g)
油 大さじ4
塩 小さじ1
《 作り方 》
①太いねぎは、斜めに薄切りにして、耐熱ボールに入れます。青い部分まで全て切ります。
②フライパンに油を入れて熱し、煙が出てきたら、ねぎにかけます。
③塩を振り、混ぜるだけです。
太いねぎのおすすめの逸品
太いねぎの「下仁田ねぎ」を育ててみませんか?こちらから苗をお取り寄せができます。↓↓↓

ねぎの関連記事
◆「ねぎ①ねぎまとめ」の記事はこちら ↓↓↓

◆「ねぎ③細いねぎ」の記事はこちら ↓↓↓

◆「ねぎ➃中間のねぎ」の記事はこちら ↓↓↓

◆「ねぎ⑤九条ねぎ」の記事はこちら ↓↓↓

季節の手仕事の関連記事
◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら」↓↓↓

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

コメント