【季節の手仕事「ジャム」②素材別のジャムのレシピ】保存食の定番!素材別手作り濃厚ジャムのレシピ10選

 1年通してしたい手仕事

季節の手仕事の代表格でもある保存食の定番「ジャム」。

それぞれの素材の自然の恵みを大切に長い間味わう方法です。

毎朝、パンを食べる時に、いろんな味のジャムが選べるとそれだけでテンションが上がります。

パンだけでなく、ヨーグルトにかけたり、ゼリーを作ったり、パウンドケーキを作ったり、ジャムはアレンジが豊富です。

果物や野菜がたくさん収穫できた時や、たくさん手に入ったときなどは、作っておくととても便利です。




ジャム・コンフィチュール・コンポートなどの違いについて

総称として「ジャム」と言ってしまうことが多いのですが、正確に分類するとジャム、コンフィチュール、コンポートなど、作り方や出来上がりの状態などに違いがあります。

その違いについては、「ジャム①ジャム、コンフィチュール、コンポートなどの違いについて」をご覧ください。↓↓↓

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ジャムの関連用語として、コンフィ、フリュイコンフィ、コンフィズリー、コンフィチュール、コンポート、ジャム、プリザーブ、マ-マレードなどを紹介。

呼び方について

ここに記載するレシピは、保存を優先するよりも素材を優先していることが多いので、ほとんどが「コンフィチュール」や「コンポート」にあたる比較的甘さ控えめのものになります。うちはジャムの消費が多く、すぐに終わってしまうからです。甘めで長期保存を目的としているようでしたら、記載の砂糖の量よりも多めにするようにしてください。

甘さや、素材の形状を残す、残さないの違いで分類すると、人によって甘くしたい、甘くしたくない、潰したい、潰したくないなどがあり大変なので、ここではほとんどをまとめて「ジャム」と呼んでいます。正式に言うのであれば、間違っているのでしょうが、皆様がわかりやすいように「ジャム」と呼ばせていただきます。

柑橘類で作るものに関しても、「マーマレード」といった総称もありますが、「ジャム」と言い慣れてしまっていろのものあるため、統一はしておりません。

正式な呼び方に関しては、上記違いをご確認くださいませ。

素材の種類

素材として使う種類は、下記にご紹介する素材の他にも、果物類は、あんず、いちじく、かりん、さくらんぼ、パイナップル、バナナ、ぶどう、プラム、ブルーベリー、プルーン、もも、洋ナシ、ラズベリー、ルバーブ、和栗などがあります。

「マーマレード」と呼ばれる柑橘類のジャムは、下記にご紹介する素材の他に、グレープフルーツ、ブラッドオレンジ、文旦などがあります。

野菜類は、にんじん、さつまいも、かぼちゃ、生姜などでもできます。

ぜひいろいろと挑戦してみてください。

素材をあいうえお順にしてあります。

甘夏のマーマレード

甘夏の旬は、3月~5月です。

甘夏は、果皮の内側の白いワタをしっかり取ることと、茹でこぼしさえしっかりすれば、美味しいマーマレードができます。

「甘夏のマーマレード」のレシピはこちら ↓↓↓

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いちごジャム 

露地いちごの旬は、4月です。

いちごジャムは、この中では、一番短時間で作ることができます。

「いちごジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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梅ジャム 

黄梅の旬は、6月です。

甘さと爽やかな酸味が混ぜ合わさる梅ジャムは、他にはあまりありません。貴重ですし、贅沢さで幸せな気分になります。

「梅ジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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柿ジャム

甘柿の旬は、9月~10月です。

柿は、一気に収穫できてしまい、食べきれないことが多く、熟して柔らかくなってしまったものをジャムにします。

柿は、甘柿を使い、中でも、完全甘柿の品種の富有柿や治郎柿を使うと良いでしょう。

「柿ジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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金柑のコンポート 

金柑の旬は、1月~2月です。

金柑の甘煮(コンポート)は、この中では一番失敗なく(他もほとんど失敗はありませんが…)作ることができます。3回の茹でこぼしは、絶対です。

「金柑について」と「金柑の甘煮」のレシピはこちら ↓↓↓

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八朔(はっさく)のマーマレード

八朔の旬は、12月~1月です。

八朔は、茹でこぼしさえしっかりすれば、美味しいマーマレードができます。

《 材料 》

八朔 3個(だいたい、1つ300ℊくらい)

グラニュー糖 300g

《 作り方 》

①八朔の果皮をむき、中わたや筋をスプーンなどで取り、2センチ幅くらいで細切りにしておきます。

②果実は、果実と果汁、種、薄皮に分け、薄皮は捨て、種はお茶の袋に入れておきます。

③鍋に切った果皮を入れ、水がかぶるくらいまで入れ、火にかけます。沸騰したら、5分中火にかけ、ザルにあげ、また水から火にかけます。この茹でこぼしを全部で3回します。

➃③をザルにあげ、鍋に戻し、果皮に水がかぶるくらいまで入れて、果実、果汁とともに鍋に入れ火にかけます。果実や果汁が多いようでしたら、水は少な目でも大丈夫です。

⑤種のお茶のパックも入れます。

⑥10分くらい煮たら、⑤のお茶のパックを取り出し、グラニュー糖を入れます。

⑦焦げやすいのでゆっくりかきまぜながら、とろみと照りがでてきたら出来上がりです。時間にして20分くらいです。

はるかのジャム 

はるかの旬は、2月です。

はるかのジャムは、果実が甘いので、砂糖の入れ過ぎには注意です。

「はるかのジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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みかんジャム

みかんの旬は、早生のものは10月頃から、中生のものは12月頃からが旬です。

みかんのジャムにするのは、中生タイプのみかんからなので、みかんのジャムを作るのは、12月から2、3月頃までになります。

「みかんのジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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柚子ジャム 

黄柚子の旬は、11月です。

柚子ジャムは、いつまでも香りを楽しんでいられるジャムです。

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りんごジャム 

りんごの旬は、9月~3月です。

りんごのジャムは、りんごが美味しい時季が秋から冬にかけてと長いので、比較的いつでも作ることができ、ジャムの種類が切れた時に手軽に短時間で作ることができる優れものです。

りんごの品種は、お好みで良いと思います。私は、甘くて香りのよい「王林」を使います。生はサクサクしているからか、出来上がりはなめらかに出来上がります。

《 材料 》

りんご 500g(中サイズ2個)

グラニュー糖 200g

レモンの搾り汁 少々

《 作り方 》

①りんごを洗い、80℃のお湯に10分つけて、表面のワックスを落とします。皮が嫌いな方は、むいてしまってください。

りんごのカット20230128

②りんごは、芯を取り、皮ごとさいの目に切ります。芯は、お茶パックに入れておきます。

③切ったりんご、グラニュー糖、レモンを鍋に入れて、5分程おきます。とろみとなるペクチンがでてきます。

➃お茶パックに入れた芯を鍋に入れ、蓋をして、弱火で30分煮ます。時々、かき混ぜてください。

⑤りんごが煮崩れてきますので、そしたら蓋を外して、お茶パックを取り出して、木べらで混ぜながら、汁気を飛ばします。つやが出てきたら、火をとめてください。

りんごのジャム20230128
2023年1月28日

りんごの歯応えも残るので、とても美味しいです。

レモンジャム 

レモンの旬は、10月~4月です。

爽やかな酸味のレモンのジャムは、いろんな種類のジャムの中でも一番作るのが難しいのではないかと思っております。

「レモンジャム」のレシピはこちら ↓↓↓

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ジャムのおすすめの逸品

ジャムを保存するのに、高さも容量も最適な保存瓶です。食べる時にも口が広いので取り出しやすいです。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?

ジャムは常温でも保存できるので、昔は日持ちがしないフルーツなどはみんなジャムや砂糖漬けなどにしていたようです。今では、冷蔵保存どころか、冷凍保存もできるので、たくさん作り過ぎてしまった時は、冷凍してしまい、全く違う季節に食べたりします。便利な時代です。

作るのに手間がかかると思われがちなジャムですが、家事をしながら作ってみるなど、ながら作りをすれば、そんなに苦にはなりません。点けっぱなしの火だけは、注意してください。

なにより美味しいジャムが食べられると思うと、ワクワクしながら作ることが出来てとても楽しいです。

ぜひ、チェレンジしてみてください。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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